クロマグロキャスティングは、オフショアゲームの中でも最高峰のターゲットとして知られている。
100kgを超える個体がヒットする可能性があり、タックル選びを誤ると「何もできずに終わる」「一瞬で折れる」「ラインブレイクする」
といった悲惨な結果になりかねない。
その中でもロッドは、ファイトの成否を大きく左右する最重要アイテム。
本記事では、これからクロマグロキャスティングに挑戦する人、
もしくはロッド選びで悩んでいる人に向けて、クロマグロキャスティングロッドの正しい選び方を詳しく解説していきますので
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
- 1 クロマグロキャスティングロッドの役割とは?
- 2 ロッドパワー(番手)の選び方
- 3 ロッドレングス(長さ)の考え方
- 4 テーパー(調子)はレギュラー〜スローテーパーが基本
- 5 ルアーウェイト適合は「余裕」を持つ
- 6 グリップ形状と長さも重要
- 7 自分のフィールドと船に合わせる
- 8 価格帯の目安と考え方
- 9 クロマグロキャスティングロッドおすすめ6選
- 9.1 ダイワ(DAIWA) クロマグロ用キャスティングロッド SALTIGA C DOGFIGHT(ソルティガドッグファイト)
- 9.2 RippleFisher BIG TUNA 76 JAPAN Special/リップルフィッシャー ビッグツナ 76
- 9.3 マグロロッド ソウルズ パフォーマンススタジオ16 PS-O78L10S
- 9.4 シマノ(SHIMANO) オフショアキャスティングロッド 26オシアプラッガー BG ブルーフィンツナ
- 9.5 シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25オシアプラッガー リミテッド
- 9.6 【MCワークス】EXPLOSION 807CTR “FULL CONTACT” TRIDENT
- 10 まとめ
クロマグロキャスティングロッドの役割とは?
クロマグロキャスティングロッドに求められる役割は大きく3つある。
1つ目はルアーを正確に、かつ遠投すること。
2つ目はヒット後の強烈な走りを受け止め、主導権を握ること。
3つ目は長時間のファイトでもアングラーの体力消耗を抑えること。
クロマグロは一度掛かると、全身の筋肉を使って猛烈なパワーで抵抗する。
その力を受け止めつつ、ラインブレイクやフックアウトを防ぐためには、
ロッドのパワーと粘りのバランスが極めて重要になる。
ロッドパワー(番手)の選び方
クロマグロキャスティングロッドは、メーカーによって表記は異なるが
一般的にはPE表記(PE6〜PE12など)やクラス表記(80lb、100lbなど)で区分されている。
PE6〜8クラス
・ターゲットサイズ:30〜80kg前後
・比較的ライトで操作性が良い
・誘い出しや小型ベイトパターン向き
初心者が最初に手を出しやすいクラスだが、海域によっては明らかにパワー不足になる場合もある。
PE8〜10クラス
・ターゲットサイズ:50〜120kg
・現在の主流クラス
・汎用性が高く、幅広いフィールドに対応
「最初の1本」で選ぶなら、このクラスが最も無難。パワーと操作性のバランスが良く、国内フィールドの多くをカバーできる。
PE10〜12クラス
・ターゲットサイズ:100kgオーバー前提
・体力と経験が必要
・超大型個体狙い専用
ロッド重量も重くなり、ファイトも過酷になるため、完全に上級者向け。
ロッドレングス(長さ)の考え方
クロマグロキャスティングロッドの長さは、7.5ft〜8.5ftが主流。
7.5〜7.9ft
・取り回しが良い
・船縁での操作がしやすい
・ピンスポットへのキャスト向き
8.0〜8.5ft
・飛距離が出しやすい
・ナブラ打ちや広範囲サーチ向き
・体格が良い人向け
船のサイズ、釣り方、アングラーの体格によって最適解は変わるが、初心者なら8ft前後を基準に考えると失敗しにくい。
テーパー(調子)はレギュラー〜スローテーパーが基本
クロマグロキャスティングでは、レギュラー〜スローテーパーが主流だ。
・ティップでルアーをしっかり乗せられる
・急激な突っ込みをバットまで使って受け止められる
・ラインブレイクを防ぎやすい
ファーストテーパーは操作性は良いが、負荷が一点に集中しやすく、初心者には扱いが難しい。
ルアーウェイト適合は「余裕」を持つ
ロッド表記の最大ルアーウェイトは、あくまで目安。
クロマグロキャスティングでは、フルキャストや荒天時の負荷を考慮し、実際に使うルアーより少し上まで対応するロッドを選ぶのが鉄則。
例:
・使用ルアー:120〜160g
→ ロッド表記:MAX180〜200g
余裕のあるロッドはキャストミス時の破損リスクも減らしてくれる。
グリップ形状と長さも重要
クロマグロキャスティングは脇挟みファイトが基本になるため、グリップの形状と長さは非常に重要だ。
・フロントグリップは太めで滑りにくいもの
・リアグリップは脇にしっかり収まる長さ
・EVA素材が主流で耐久性も高い
短すぎるグリップはファイト時に力が入りにくく、長すぎると取り回しが悪くなる。
自分のフィールドと船に合わせる
同じクロマグロキャスティングでも、フィールドによって最適なロッドは変わる。
・近海メイン → 操作性重視
・外洋・潮が速い → パワー重視
・ドテラ流し → ロングロッド有利
遊漁船の船長に事前に相談するのも、失敗しないための近道である。
価格帯の目安と考え方
クロマグロキャスティングロッドは安くても10万円前後、高いものでは20万円超になる。
これは決して高級志向ではなく、
・高強度カーボン
・高耐久ガイド
・安全マージンを考えた設計
といった理由がある。命がけのファイトになることもある釣りだからこそ、信頼できるロッドを選ぶことが何より重要だ。
クロマグロキャスティングロッドおすすめ6選
ダイワ(DAIWA) クロマグロ用キャスティングロッド SALTIGA C DOGFIGHT(ソルティガドッグファイト)
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最大クラスのクロマグロ狙い(ドラグ負荷重視) → 72-12
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汎用性+バランス重視 → 76-10 / 78-8
- トップ〜シンキングペンシル性能重視 → 84-6
「曲げて捕る」のファイトスタイルを具現化したしなやかさ+強靭な復元力が魅力
RippleFisher BIG TUNA 76 JAPAN Special/リップルフィッシャー ビッグツナ 76
✔ 200kgクラスの大型クロマグロキャスティング
✔ 大型スイムベイトやポッパーの扱い
✔ 長時間ファイトを想定した本格オフショアゲーム
✔ PE8号〜12号クラスでのヘビーライン対応
📍こんな人におすすめ
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これから本格的にクロマグロを狙いたいアングラー
-
大型マグロとのファイトで粘りとパワー重視したい人
-
飛距離と操作性のバランスを両立したい人
「最強クラスのクロマグロキャスティングロッド」のひとつとして人気の高いモデルです。
バットパワー・ファイト性能・操作性のバランスが非常に良く、特に200kg前後の超大型ターゲットへの対応力が魅力。
マグロロッド ソウルズ パフォーマンススタジオ16 PS-O78L10S
クロマグロキャスティングの中でもパワーと扱いやすさを両立した“本格派ロッドです。
「大物を確実に浮かせたい・長時間のファイトでも安心感を持ちたい」というアングラーに
特におすすめできる1本で、
操作性・キャスト性・トルクのバランスが良い特徴を持っています。
シマノ(SHIMANO) オフショアキャスティングロッド 26オシアプラッガー BG ブルーフィンツナ
このシリーズは200kg〜300kgクラスのクロマグロ対応を念頭に置いたヘビータックル設計が特徴で
代表モデルの「S70XXXH」では、ドラグ負荷25kgを想定した超ヘビーパワーを発揮できる仕様になっています。
💪 どんな釣りに向いているか?
✔ 大型クロマグロキャスティング(200kg〜300kg級)
✔ 大型ポッパー・スティックベイトの遠投&操作性重視
✔ 太ライン(PE10〜12号)+大型リールでの長時間ファイト
✔ 厳しい海況下でも安定したパフォーマンス
シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25オシアプラッガー リミテッド
大型マグロ狙いであればS82XHがおすすめ。
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パワー:シリーズ中最強クラス
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適合ライン:PE8〜10号(太糸対応)
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ルアー許容:90〜200gクラス
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特徴:大型ヒラマサやクロマグロ80kg以上、GTなど重量級ターゲットに対応可能。
【MCワークス】EXPLOSION 807CTR “FULL CONTACT” TRIDENT
オフショアアングラーから絶大な信頼を得るMCワークスのカスタムロッド。
このモデルは、200kgクラスのクロマグロをターゲットにした究極の一本。受注生産に近く入手は困難ですが、
その性能は折り紙付きです。
| スペック | 詳細 |
| 全長 | 8ft |
| 適合ルアー | 100g〜200g |
| 適合PEライン | MAX 12号 |
| 推奨リール | 18000番〜30000番 |
まとめ
クロマグロキャスティングロッド選びで最も重要なのは、
・想定サイズを明確にする
・パワーと粘りのバランスを見る
・ルアー・ライン・ファイトスタイルと合わせる
価格やブランドだけでなく、「自分がどう戦うか」から逆算して選ぶことが、
クロマグロキャスティング成功への第一歩となる。



